間食にはナッツ(本の実)類


忙しくて夕食がどうしても遅くなってしまうという方や、間食の習慣がある方に、いきなり「間食はやめなさい」と言うのは無理なことかもしれません。

しかし、自砂糖や精自小麦粉、それにクリーム・バターたっぷりのケーキなどを間食にしていたのでは、いくら健康な食事を意識したところで、なかなか効果は得られないでしょう。

どうせ食べるのなら、体にいいものを摂りたいものです。

そこでおすすめしたいのが、ナッツ類です。

現代人は温室で促成栽培されている野菜や「三白食品」など、体を冷やし、スタミナを減退させるものを多食しています。ガンを予防するためには、体を温めることが大事ですから、体温を上げてくれるナッツ類は最適です。

また、ナッツ類には不飽和脂肪酸がたっぷり含まれていて、細胞膜の機能を正常化し、細胞の抵抗力をアップしてくれます。ナッツ類を常食していると、毒素や精神的ストレスにも強い体になることができます。

さらに、ミネラル、ビタミン、粗タンパクなどもたくさん含まれています。腸の嬬動運動を活発にして、便通をよくする作用もありますから、いいことずくめです。

肝機能を強化し、使秘を解消し、血液を浄化する働きのあるクルミ、肺の機能を正常にして、咳や痰を落ち着かせるギンナン、毛細血管を強化し表皮の組織を強めて、細菌に対する抵抗力を増大させてくれる松の実は、浄血・長寿食品でもあります。

その他、クリ、アーモンド、カシューナッツ、 ヘーゼルナッツ、ブラジルナッツ、マカデミアナッツ、デーツ(ナツメャシの実)、竜眼などもおすすめです。